学名：Commiphora monstruosa和名：コンミフォラ・モンストルオサ（コミフォラ・モンストローサ）産地：マダガスカル南部株状態：現地株（ベアルート発根株）サイズ：枝張り最大約70cm、高さ約30cm（鉢上）、幹幅最大4.5cm管理期間：約5年鉢：ポリストーン+ホワイトグレー塗装（25cm径、鉢底穴13個）説明：国内業者から発根済み株で入手した現地株です。本オークションでも見られますが、ベアルートの発根だと一種の運次第なところもあり、株の持つ力や状態に左右されますので、ロットによりますが、枯らせている方もそれなりに居るのではないかと感じています。また、樹皮に明瞭なシワがよっている細枝はドライアウトしていますので、復活することはありません。
暗褐色〜紫褐色〜赤茶色〜白色の硬いペーパリーパークの地肌で、またCommiphora類にしては珍しく、新枝はジグザグの枝を持ち、かなり細かい羽状複葉を持つ個性的な種となります。マダガスカル南部の海岸沿いに生育し、いわゆる海浜植生の一部になりますが、塩耐性のある植物に限られ、また風衝地になります。このため、中低木の範疇に入り、枝先は徒長すると折れたり、先枯れを繰り返し、非常に荒っぽい姿になり、また同時に生育に時間が掛かります。
本株は大株クラスで、風衝地らしいアンブレラ状の特良形。写真の通り大きく二股に分かれた主幹から、サバンナアカシアのようにアンブレラ型に横広がりに枝を張り、細かい葉が芽吹き始めています。
こちらの株は約5年ほど管理しています。コミフォラ類は全般に徒長しやすいのですが、本種は特に徒長しやすく、シダレヤナギのように長い枝がベロンベロンに垂れ下がってる写真をちらほら見かけます。こちらは毎年新芽を出しては枝を伸ばしていますが、適度に芽摘みや新枝を切り詰め、また針金矯正をして、形を整えて作り込んできています。
また、本種はCommiphoraらしく非常に長い直根を持つ個体が多く、鉢への収まりが悪いのですが、本株は比較的コンパクトな直根なので、色んな鉢に合わせられるかと思います。
現在は新芽が一気に吹いています。これから暑くなるに従って、ジャンジャン新枝を伸ばしますが、剪定や矯正を繰り返して、良い樹形に仕立てて育てるのが良いかと思います。

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＜注意事項＞・こちらの植物は、素人の管理株ですので、プロが栽培するような綺麗な株をお求めの方、神経質な方は入札をご遠慮ください。・野外管理株ですので、虫の付着等の見落としがある可能性があります。・種毎に異なる栽培のテクニックに関しては情報提供できますが、こちらはプロではありませんので、過剰な質問については対応できません。・PCやスマートフォン等のモニター環境により、色が異なって見えることがあります。・生き物ですので、成長や落葉等、お届け時には画像と多少変わっている場合があります。・不明点がありましたら、事前にご質問ください。